スキン

朝、なぎちゃんが彼氏に会いたくなったので
予定を早めに切り上げて帰っていった
しあわせオーラをいっぱいもらったタイカブさんとぼくは
「今日は誰も来ないのかなあ・・・」とすこし寂しくなりつつも
小雨の中誰かが来るのを待つ

幸いにも3名様がきてくれて
今日は4名、居酒屋1組
ハーレー兄さん2名と、大学4年生のスキン
それとタイカブさんと僕の5名の酒宴は
やはり盛り上がった

特に帰ったら仕事のあるハーレー兄さんズが寝て
酔った勢いでスキンの気になる娘にメールさせたり
罰ゲームでお灸をすえたり
僕とタイカブさんのおっさん2名は若者をダシに酒を飲み盛り上がった



次第に話はスキンの進路になり
調子に乗ってあーだーこーだと説教をたれる
「これからの数ヶ月間のみのフリはめちゃくちゃ重要なのだ！」
とわかった振りしてえらそうに説教をたれる

スキンにとってはうぜえ、うぜえ
でもしょうがないのだ、えらそうに説教をたれるのがおっさんの仕事なのだ
俺は22歳のころに33歳の俺に会いたかった
でも、そのころは一人旅なんてしたこともなかったんだよね