喧嘩とチェーン

小雨の降る８月中旬に酒焼けしたハーレーダビィッドソンにまたがる集団が現れた
おれのビビリセンサーが一瞬でレッドに振り切れる
居酒屋に寝てもらい自閉症モードに入ることにした
ヘッドホンを貫いて大声が聞こえるし
後日ほかのライダーに様子を聞いたらずいぶん暴れていたらしい
その日の顧客満足度はずいぶん低かったろう
断ればよかったのだろうか？
ろくなことにならないのは予感していたじゃないか
でも、うまい口実が思いつかなかったんだ、
まだまだ嘘がヘタだな

盛り下げ役に徹してトラブルの芽を摘むことも仕事なのだ
酒、自尊心、ストレス
説明を聞いているかどうか
ビビリセンサーが危険を知らせていてもできることはあまりないのだけれど

経済の基本が拡大再生産にあるとして
新陳代謝の先には組織の死が待ち構えている
ブレーキを踏むことを忘れてはいけない
小学生のお客さんが「　夢はない　」といった
「　それでいいんだ　」と答えた、人間はなんとなく生きていて目標設定は自由だ
子供に語る言葉じゃなかったかもしれない

１年位前からカブの駆動系に以上があるようで
チェーンカバーをはずして掃除した
ついでにエアクリをはずす、交換必要なし
２年前のパンクが原因でホイールがゆがんでいたらお手上げだけれど
今日乗ったらあっさりとフリクションがなくなった
わはは、キモてぃー