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あなたはレントゲン写真を信じますか? といわれれば「 信じる 」と答えるだろう。 例え仕組みがよくわからなくても、あれはきっと俺の肺なんだなと信じる。
 でも実はレントゲン室の奥には似たような肺の写真のストックが何千枚とストックしてあって、医師の指示でそれらしいのをチョイスして、患者を騙す小道具だったということもありうるのだ。 でも、そんなことはありえないとおもう。 からだの内部を撮影できる機械の方がありえるし、常識的だからだ。

 目に見えない放射線について室町時代の人間に説明しなくてはいけない状況になったとしたらどうすればいい?  現代なら割りと容易だ、「 レントゲンってあるじゃん? 」と切り出せばいいのだ。 その時代、その文化によって常識というものが確かにあって、常識を信じている方がはるかに手っ取り早い。

 昨日の熱田神宮で感じたモワァッっとしたエネルギーは何だったのか考えた。 まずそのときの状況が普段と違っていることがあげられる。

1、旅行4日目で疲れがたまっていること
2、さらに雨が降っていてからだが冷えていた
3、意識しないほどの上り坂を歩いてきた
4、3種の神器だぜ?それが長年奉納された社だぜ?とびびっていた
5、刀剣乱舞ファンの婦女子の呪い

などなど。 要するに気のせいだった。 だってそんな非科学的なことをいうと引かれちゃうじゃん。 だから想像するだけなんだけど、

1、もともとそうゆう金属でつくられていた
2、電磁波とか放射能とか金属には反応しない有機体に作用するやつ
3、ここには近づいてはいけないという残留思念みたいなもの、神社だし、決して仮面を見てはいけない祭りとかあるらしい。 
4、モスキート音とかを出している、観光客よけに

 ひょっとするといまだ解明されていない、目に見えないエネルギーがあって、それは神話の時代には当たり前に意識されていたけれど、いつしか忘れられたロストテクノロジーってのがいいな。 そして、もしその時代の人間が時間移動してこの時代にやって来て、あの社からでているのはこう言うことだよって説明しようとするんだけど、どこから話せば一番分かりやすいんだろう?って思い悩んだ末にこう切り出すのね

「 れんとげんって知ってる? 」と



ああ、晴れた。 そして思いっきり寝た。 2500円も払っちまったけど後悔はない。 外は自転車を漕ぐのにちょうどいい気温と天気で、ただひたすら坂道をぜえぜえ上ったり下り坂をしゃーっっと降りたりしてたら豊橋市につく。
 吉田城公園というのがあるらしいのでいってみる、ここらへんがスピードの遅い乗り物ならでわの良さで、意識しないものや場所なんて存在しないのも同じだからな。 意識できる時間がある。 それが良さの一つだ。 桜の爆発四散に染まる朗らかな公園をあるいてたらいかにもな自転車がとまったので話しかけてしまう。 やはり、日本一周だ。 自分の身を説明しながら営業してみると、
「 北海道は去年いって、ちょっとトラブルにあって、今年はできなかったもう半分です 」
ということだった。 それなら、残りの旅の無事をいのって旅人同士らしく別れた。

 ジャージの女子中学生を前にして、ずーっとやや遅いスピードだったのでなんかいやだった。 抜かすに抜かせない。 アウトドアはいせによった小川の脇からでかい魚がみえた、3匹。 浜松にはいる湖の手前でやけに繁盛している定食屋があったので入った、魚のフライ、キャベツ、アサリ汁が嬉しい、しかしなにより驚いたのはご飯が凄い旨いことだった、贅沢に精米して大量に炊いた炊きたてでなくてはこの味は出せない「 ご飯が美味しかったです 」というと50円出せば大盛りにできたのにと言うことだ。 湖の手前で海岸に出た、砂場に迷い混んでしまいハチミツ太郎と一緒に歩いた、偉く疲れたけれどすごく旅してる感覚があった。 湖を渡るのに何本かの橋と弁天島を通った、水鳥がちゃぽんと潜水したので一緒に息を止めてみる、あっさりと負ける、しばらくまつ、ゴポンと音がしてそっちをみるとさっきの鳥が魚をくわえている。 スズキの本社のよこに歴史館があるらしいのでいってみる、もし休館でもしょうがないとおもっていたら完全予約制だった、スズキらしいコストカットだと思う。 でかくて駐輪所に屋根があって深夜までやってるスーパー銭湯に出会う、が、微妙に時間が余るし餃子も食べられない。 後ろ髪を引かれるように検索上位の店にいくも夜からのみせで諦めて駅へ、不味くてもいいからとりあえず一食は食おう、そもそも商工会議所の作戦で餃子をプッシュしているだけで本当は文化でもないんじゃないか?と疑いはじめてやっとやってる店を見つけ、食う、超旨い。 静岡餃子マップみたいのをよんでいたらいろんな店にいきたくなった。 静岡、餃子、大好き。 その横のゲーセンでトイレを借りたらレトロなコインゲームがあった、日本一周をテーマにしたコインを弾くやつ、京都が越えられなかった。 いい時間になったので、今度こそとスーパー銭湯めざして走っていたらリニューアル閉館。 幹線道路をはずした別の銭湯にいく、ひさしぶりのザ、銭湯だ。 すばらしい。 ほかほかして銭湯の外観を写真にとってたらでてきたばあちゃんに「 にいちゃん、こんな自転車いくらなの? 」と聞かれる。 2万7千円もしましたというと「 だよねえ、いいよね、この自転車 」ということだった。 こんなが方言で侮蔑的いみはないんだと勉強すると同時、おい、誉められたぞハチミツ太郎。 すばらしい一日だった。 明日の通り道にある面白そうなものを探すがすこし憂鬱なことがある。 天気は今日までなんだよね~


っkg
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