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いつもの

昼過ぎに配達は終わり、休憩を挟んだあと7時まで年賀作業。
もうかれこれ10年近くやっているので、目新しいことはあまりない。
いつもの作業だ、それが終わったあといつも通りいつもの店にいく。

店のドアをくぐり、カウンターの定位置に腰を落とす。
仕事用のスイッチをすべてオフにする。
パチン、パチン、なかなか終わらない
年を重ねるごとにスイッチは増えているようだ

「 お疲れのようですね 」と 美少年 マスターが言った
(俺は最初彼を女だと思ったが、むしろ女より女性的だ)
「 うん、繁忙期だからね。そっちはどうなの?」
「 相変わらずです 」美しい顔ではにかむ
「 ところで、アフガニスタンの彼女。 無事についたらしいですよ 」
スイッチを切る作業が一瞬止まった。
「 それは今日1のグッドニュースだ 」
「 でしょう? でも、ニホンのサムライガンマンに会いたがってましたよ 」
「 それは知る必要がない 」
そう、知る必要はない。
 向かいにいる美少年がどこからコルトガバメントを持ってきたとか
俺がそれをどうして使いこなすのかとか
美少年がどうやって全てを掃除したのかを、彼女は知る必要がない。
「 彼女は学校を造り、素晴らしい教育者になる 」
( ただ、日本のヤクザとジャンキーが何人か死ぬかもしれないが )
言葉に出さなかった部分をいとしむような表情で美少年は言った
「 すいません、オーダーまだでしたね。 いつもので? 」
俺は自分の空腹に気づいていつものセリフを言う
「 みよしのセット、辛口だ 」
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