連休明けは物が多い。
　いつもの倍くらいの郵便に溺れる。
　お腹一杯、本当に吐き気がするくらい。　配達は夜に持ち込まれた。
　夕方から夜に移り変わる空のいろがとても美しい。



　しかし、住所が読みヅラい。
　とある家の玄関前に人が立っていたので、直接渡すことにした。
　だけど街頭のささやかな明かりなので、顔を郵便に近づけてやっとこ解読できた。
　きっとこれから目は薄くなっていくんだろうな、とちょっと悲しくなってきたけれど

「　目、良いね　」

といわれる。　え、と顔をあげる。
　たしかこの人はタクシードライバーだったはず。　年は６０前後か。
　運転手にとって視力は生命線だロウ。　大変だな、と思った。
　さりとて仕事を変えるなんてほぼ不可能だろう。
　ごまかしごまかしやっていくしかない。　世の中にはそんな事例が山とあるはずだ。


　例えばスーパーのレジの女の子が好きになっちゃったとする。
　かわいい、付き合いたい、これは運命だ。　しかし接点はレジを通過する時だけ。
　話しかけるチャンスがあれば…
　もんもんとスーパーに通うある日、帰宅中の彼女を発見。　後をつけてしまっ…
　　で、ここら辺からストーカーでしょ？事案発生ですよ❗
それまではまあ純愛でかたせるとして、それ以上はダメ、ごまかさなきゃーもっともっと。
　つまりは法律のネットに引っ掛かるような問題と、
引っ掛からない小さな問題の差違ってあんまりないんじゃないかと思うのです。

だから、
　ごまかせるところはごまかそうぜ❗　と


　で、タイトルの笑わせたいってのは全然関係なくて、ただの自分の願望です。　
　俺のトークは基本　
　
自分のトホホな失敗体験
　
　なんで、職場でウィットにとんだジョークなんてできません。
だってね、今年から加入した同僚が
”昔、ウイリー・ウィリアムスを逮捕したことがある”
ってんですよ！　すげぇ！ウィット！！