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村上春木のやつ
- 2014/03/07
- 22:49
村上春樹のたざきしげると彼の巡礼の年を読んだ
よくわからないがおもしろかった
よくわからない文章を作ってみようと思った
北海道では人間よりクマのほうが沢山いる
いま配達している高砂台も、周囲を森に囲まれているのでクマによく出会う
ただ、彼らの外見からも分かるとおり、脳は人間波に発達しているので
言葉を喋るクマもめずらしくない、今日あったクマもそうだった
「 ねえ、郵便やサン、ちょっとマってよ 」とクマ独特のイントネーションで
呼び止められ、バイクを止めた
「 はい? 」
「 ショウひゼイがあがってサ、50エンから52エンになるのってほんト? 」
うるせえクマだなと思った。 第一郵便なんてださねえじゃねえか、おまえら
「 ア、いまバカにしたでしょ、コロス 」
いきなりだった、意表をつかれた、クマが人間に手を出したら問答無用で死刑なので
殺人事件よりもくまに殺される確率は少ない、俺はフルアクセルで雪煙をかきあげ
頭のイカれたクマから逃げだしたが、トップスピードになる前にクマのかぎ爪が
ブゥアッツン!!
となぎ払われタイヤが一瞬でパンクした、バイクから投げ出され俺は雪山に背中から
めりこんだ、目をあげる、あらためてクマを見る、まともな顔じゃない、ちょっとちびった
「 ア、ア、ア、クマだからってヴぁかにしてさ、コロス 」
「 く、クマが人間に手を出したらどうなるかわかるだろ、死刑だぞ、死刑 」
「 シ、シ、シケい? 」
「 そうだ、死刑だ。 お前はまだ若い、死にたくないだろう 」
「 ウウン、べつにどーでもいいヨ、それよりモニンゲンたべてミタイ 」
クマは俺に向かって両手を突き出してきた。
両手をつかって寝転んでる俺を抑えようというのだろう、クマの力で押さえつけられたら
終わりだ。 何もすることができない、そのままお腹か頚動脈を食われてしまう。
俺は右手で作っておいた雪玉をヴァチン!とクマの目をめがけて投げた。
「 ガ! 」といって後ずさる、わずかにできた隙をついて立ち上がり
サークリングでクマの背後をとった、クマの視界はせまい
「 ドこ? ドコイッタ? 」
完全に見失ってる、ザマアミロ、1撃でクマを失神させるくらいの覚悟で
クマの股間を蹴り上げた。ヴァツン!!クリティカルヒット、さあのたうちまわれ
「 そこカ、コロス 」ヴォン!!!
体全体をひねって右かぎ爪フックを放ってくるクマ、その制空権は予想よりも30cmながくて
防寒ジャケットを含めた5枚の服と俺の肉を1cmほど切り裂いていった
ガチガチガチガチという音がする
何の音かわからなかった
「 ボクをオスだとおもった?しつれイ 」
ガチガチガチガチ
何の音だろう?すごく近い
「 クマのあいだでもボクっこはやるとおもってサ 」
それはボーイッシュの間違いだろう、ガチガチガチガチ
「 スゴいふるえている、イッパつでコロスね 」
ガチガチガチガチ、恐怖で自分の歯が振動している音だった
ガチガチガチガチ、恐ろしい、俺は死ぬのか
ガチガチガチガチ、別のクマか人間に助けを…
気がつけばあたりは猛吹雪で真っ白になっていた
よくわからないがおもしろかった
よくわからない文章を作ってみようと思った
北海道では人間よりクマのほうが沢山いる
いま配達している高砂台も、周囲を森に囲まれているのでクマによく出会う
ただ、彼らの外見からも分かるとおり、脳は人間波に発達しているので
言葉を喋るクマもめずらしくない、今日あったクマもそうだった
「 ねえ、郵便やサン、ちょっとマってよ 」とクマ独特のイントネーションで
呼び止められ、バイクを止めた
「 はい? 」
「 ショウひゼイがあがってサ、50エンから52エンになるのってほんト? 」
うるせえクマだなと思った。 第一郵便なんてださねえじゃねえか、おまえら
「 ア、いまバカにしたでしょ、コロス 」
いきなりだった、意表をつかれた、クマが人間に手を出したら問答無用で死刑なので
殺人事件よりもくまに殺される確率は少ない、俺はフルアクセルで雪煙をかきあげ
頭のイカれたクマから逃げだしたが、トップスピードになる前にクマのかぎ爪が
ブゥアッツン!!
となぎ払われタイヤが一瞬でパンクした、バイクから投げ出され俺は雪山に背中から
めりこんだ、目をあげる、あらためてクマを見る、まともな顔じゃない、ちょっとちびった
「 ア、ア、ア、クマだからってヴぁかにしてさ、コロス 」
「 く、クマが人間に手を出したらどうなるかわかるだろ、死刑だぞ、死刑 」
「 シ、シ、シケい? 」
「 そうだ、死刑だ。 お前はまだ若い、死にたくないだろう 」
「 ウウン、べつにどーでもいいヨ、それよりモニンゲンたべてミタイ 」
クマは俺に向かって両手を突き出してきた。
両手をつかって寝転んでる俺を抑えようというのだろう、クマの力で押さえつけられたら
終わりだ。 何もすることができない、そのままお腹か頚動脈を食われてしまう。
俺は右手で作っておいた雪玉をヴァチン!とクマの目をめがけて投げた。
「 ガ! 」といって後ずさる、わずかにできた隙をついて立ち上がり
サークリングでクマの背後をとった、クマの視界はせまい
「 ドこ? ドコイッタ? 」
完全に見失ってる、ザマアミロ、1撃でクマを失神させるくらいの覚悟で
クマの股間を蹴り上げた。ヴァツン!!クリティカルヒット、さあのたうちまわれ
「 そこカ、コロス 」ヴォン!!!
体全体をひねって右かぎ爪フックを放ってくるクマ、その制空権は予想よりも30cmながくて
防寒ジャケットを含めた5枚の服と俺の肉を1cmほど切り裂いていった
ガチガチガチガチという音がする
何の音かわからなかった
「 ボクをオスだとおもった?しつれイ 」
ガチガチガチガチ
何の音だろう?すごく近い
「 クマのあいだでもボクっこはやるとおもってサ 」
それはボーイッシュの間違いだろう、ガチガチガチガチ
「 スゴいふるえている、イッパつでコロスね 」
ガチガチガチガチ、恐怖で自分の歯が振動している音だった
ガチガチガチガチ、恐ろしい、俺は死ぬのか
ガチガチガチガチ、別のクマか人間に助けを…
気がつけばあたりは猛吹雪で真っ白になっていた
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