手紙

いまさっき手紙が来た、差出人を見ると女性のようだ
封を破ってみると手紙が入っていて、ないようはライダーハウスの設立について
諸先輩がたから助言をいただきたいというものだ。

よーぅっし！
ここは一つナイスなアドバイスをがつん！とやっちゃおうかね
と同封のはがきにつらつらとえらそうなことを書き書きしようと思ったんだけど
あれ？　なんで俺はこんなにウキウキしているんだ？

それはやはり女性よりお手紙をいただいたという事実より
なんだか自分がやってきたことがほめられているような錯覚をおこしているからだろう
いかんいかん、ここ数年運命の奔流に身を任せているだけの人間が
リングのコールをまつボクサーのように戦う意思をたぎらせている若者に
いえることなんて簡単なものじゃない

ライダーハウスだって知ってるつもりでも知らないことがいっぱいあるし
数少ない知ってることを言葉にしても言葉が足りない
ライダーハウスの歴史やマーケティングや法的問題点や経営上のリスクや
これからの展望や業界の構図やとっといたほうがいい資格や築いておくべき人脈や
よんだほうがよい書籍や会いに行くべき人物やらをグラフを使って説明した後
「　…全部ウソ、結局は愛だよ　　」ってボソッと悲しそうにつぶやくのね
ぎゃーカッコイイー、抱いてーーーーーー！！！！ってなるかな？ならないよね


こんな動画をみただけですばらしい非番だったなとおもう