クリステル、その愛

郵便局で保険を売って歩いていたころとあるアパートにおじゃました
若い世帯の家で奥さんと生まれたばっかりの子供がいて棚には小さい金魚が沢山いる
きれいな水槽があり、金魚の中にででん！と中型の魚がゆたゆたと泳いでいて
「　うわ、この水槽変わってますねー　」といったら
「　へへーその金魚がエサなんですよ　」と笑って答えてくれた
営業トークの下手さもあって保険は売れなかったけれど
いまウチの水槽に一つの問題が生まれている

最初は２匹だった白モーリーが１匹になり「もうだめかな？」とおもったら
毛のような小さな生き物が泳いでいて、それが２匹になりつぎは１０本いじょうの
毛のような生き物が泳いでいてそれが大きくなってきてもはや　
魚群
といってもいいくらいの存在感だ
すべての発生源であるマザー魚体がずば抜けて生命力が強いようで
見ていても「　ああ…こいついい色してんな、オスから見たら滝川クリステルのように
エロいんだろうな　」と思うのだ、この前第４世代を産み落としていた

クリステルの暴走を食い止めるにはあの水槽のようにフィッシュイーターを投入するのが
良心も痛まなくてベストかもしれないが、クリステルの気持ちになってみろよ！
「　ああ…わが子がまた食べられてしまった…神（俺）はなぜこのような試練をあたえるの？　」
と水槽越しに俺をニラんで来るかもしれないし、こうなったら水分よりも魚分のほうが
大きい水槽でも作ってしまおうか、ようするに放置で