２月、地下鉄のホーム２本同時に来たような強風が吹いた
朝６時の天気予報によると突風など天候の急激な変化は
季節の変化のあらわれらしい、だがしかし変化は老人のATMの列のようにゆるやかで
今日の朝は天王星の夜のように寒かった

冬を１２月からとするならば半分は過ぎたはずだ
いいポイントなので屋根雪を下ろす（３回目）
２時間くらい格闘していたら除雪でできた山が屋根の高さを超えた

コインロッカー・ベイビーズを読んだ
イメージ　を他人に伝えるには万の言葉も足りないときがある
だけどこれを読んだ後には村上龍の表現したかったイメージが心につきささって
はがれない、それはたぶん夏の海の木陰からの眺めとか
夜の廃病院に染み付いたケミカルなにおいとか、
酒と吐しゃ物と女とか、肉食獣の気配とか、マックスベットされて回るダイスとか
美しい軌道を描いて大気圏に突入する人口衛星などの言葉にしたとたんにズレていく
そんなイメージ、まだ世の中にうんざりしていなかったころのやつ

アフタースクールを見た
探偵がでてきて人探しをする話が単純に好きだ
人間の理解不能な深層を垣間見える気がするから