ゆるんだ寒さと他人にはかまってられない

こんな時期なのに明日は雨になるかもしれない
異常気象である
せっかく降ったさらさらの雪もじっとりと重くなり
幹線道路はじゅくじゅく
車は泥をかけてくる



同居人が夜帰ってこなかった
べつになんてことはないのだけれど
「もし山で遭難していたら・・・」
とか浮かんでしまう
子供じゃないしほっておけばいいのだ

次の日あっさり帰ってきた



ジョイフィットにある筋肉マシーンを
せっかくだから
という理由で使う

たのしい
つかれてマシーンを動かせなくなるくらいまでやる
音楽を聴きながら出来るので耳はヒマはきにならない
だけど視界にはただマシーンと人しかないので
目はきょろきょろとしてしまう
どーしてもおねいちゃんに目が行くけど
「あの人の目がいやらしい」
と思われるのが嫌なのでがんばっておっさんをみている



他人の迷惑にならないよう
空気を読む
存在を消す
自閉する

ゴートゥーインナースペース
日本人です


ちょうど去年の今くらいに
同じように数名の同居人に気を使いまくっていたら
「ほおっておけばいいんですよ」
と同居人Aはぼくに言った


そう、ほおっておけばいいのだ
他人のことなど知るか、すきにすればいい
と、去年も思ったのにぜんぜん成長してないこの部分

根は深いぜ



だからフィットネスのおねいちゃんなど
チラ見じゃねえ、視姦だ、視姦

そして交通が麻痺して
水道管が爆発して
すずめが落ちるくらい寒くなれ、がちがちに凍れ