メタファーと2日
- 2008/10/27
- 01:01

水墨画
おそらく今年最後のチャリダー
ぽんくん
と酒を飲んだ
10も年下の彼と話したとき
旅人の割にはこぎれいな感じのする
ことを正直に言った
いったいきみはなにものかね?
とても興味があったが
礼儀として
また、説教にならないように
まずはこちらのことを包み隠さずに話した

林道の価値にいまだきづいてません
きがつくと
バケツが横にあった
うっすらと寝る前に自分が準備した奴だと気づく
しばらく吐き気と戦ったが
あえなく胃の中のもんを全部はいた
きのうの赤ワインがにがい
なにもできないので
海辺のカフカをよんでいた

いい涙です
主人公たちが
なんとなく自分のやらなければいけないこと
にしたがって四国の高松市に集まる話で
なんとなくだけどやらなくてはいけない気がする
というのが上手く書かれている
てんつくまんは人生には脚本家がいる
といっているように
運命
みたいなものをちょっとだけ信じてみるならば
自分はもうライダーハウス以外の仕事に
つくことはないだろうと思うのだ

あざっす
ぽんくんにコレまでの人生を話していると
いかに、自分が安宿をやるために生まれてきたのだろうと
おもってしまった
でも、酔いがさめて
その日のうちに
語るべき話はなくなってしまった
たった2日あれば、
すべて語れちゃうくらいしかマダ生きていないのだ
ちょっとほっとした

いる!ぜったいいる!
将来について不安を抱えている彼に
もちろんいうことなんかひとつもない
この時期の北海道をチャリで回れる精神力があれば
何とかなると思うからだ
ただ、
アジアたのしいよ、アジア
とだけ伝えておいた
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