愛と死
- 2008/10/22
- 17:22

最高の乗り物です
自伝までかったひと
てんつくまん
が旭川で公演をやるので見に行ってきました
会場に着くなり
怪しい人だかりが・・・
おお、てんつくまんが
その人を見てインスピレーションで言葉を書いてました
生で見るてんつくまんは
すごい人のオーラというよりは
無我
われここにあらずって感じで
ヘッドフォンをつけて
字を書きまくってました

8月は寒かったですね
お金を払って人の話を聞くというのは初めてです
今回の企画は
美容師の組織が企画したものらしく
過去にはてんつくまんの映画
107+1
も自主上映したらしいです
くそ、みたかったな
てんつくまんのまえに
旭山動物園の副園長さんの話がありました
これがすごかった
特に印象に残ったのが
像の死とパーム油の原料の話
パーム油はマレーシアとかのジャングルを切り開いて
つくるらしく
その油は植物性で体と環境にいいとされているが
切り開いたジャングルにはオラウータンがいて
20年後には絶滅してしまうそうだ
像、それとシロクマの寿命が来たとき
足は腐ってゆき
激痛で立っているのも厳しいのに
目だけは最後まで優しかった
「動物は死を受け入れている」
科学では解明できないが
そうとしか思えない目だったらしいです
そこから食物連鎖の話になりました
時間がなくて
数箇所はしょったらしいですが
またききたいなあ

8月にストーブをつけたところもあるほど
てんつくまんの話は
ほとんどが自伝に書いてあることでした
が
もとお笑いだけあって
トークは面白く
さいごには声を出して笑ってました
んで、さいごにでかい紙
ホワイトボードくらいのでかい紙に
書をかいて
終了だったのですが
主催者側のミスで
筆が使えなくなってました
「オシボリで書きます」
と
会場が大丈夫?という空気を出しましたが
くるっと
てんつくまんが背中をこちらに見せたとき
ぴたっ
と会場が静まりました

カルピス!
なんというか
説得力の在る背中でした
てんつくまんが
中国で植林を始める前から
何十年も前から
植林をしていた人に聞いたらしいです
「なんで何十年も出来るの?」
「そりゃ本気でやってないから」
ずこー
ってなったらしいですが
ようするに
ご飯を食べたり空気を吸ったりするのに
本気を出す奴はいなく
本能
で
植林をしてきたらしいです
「ほんものや」
と思ったらしいです

時間が来て
主催者側が
さいごに自分たちのイベントの告知をしてました
「テーマは愛です!」
とだけ覚えてます
像の死や食物連鎖に僕は愛を感じます
ゴミ太郎いわく
「地球は愛に満ちているが、人間にそれは向いていない」
おそらくそんな死臭がするものではなく
いとおしむとか
かわいがるとか
そういうことなんだろうけど
今日の話を聞いた後だと
そう思っちゃってもしょうがないんじゃないだろうか
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